ぼくのしょうらいのゆめ (文春文庫)
価格: 750円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
糸井重里氏が寄せた、帯のコピー。そのとおりで、おとなと子どもがかわりばんこに読んで欲しい本です。
各界で活躍する12人。この12人の人選もなかなかすばらしく、また、彼らの世界観を崩さぬよう少年時代を丁寧に取材・構成している点も評価できました。
彼らの「素」が子どものときからすでに心の中にあった。そう思わずにはいられません。
変に不幸話だらけでもない、変に感動的に作られていない。
そんな部分も好感が持てます。
文庫化される前は「夏の終わりに。」と、帯に書かれていました。
こうした少年時代の思い出は、なぜか夏の終わりに振り返